株式会社Footbridge (フットブリッジ) 代表取締役
杢代智宏
まちづくりメディエーター(人とアイデアと土地をつなぐコーディネーター)
専門分野:まちづくり、不動産、防災

1.活動理念
〜「競争社会」から「共創社会」へ〜
「未来のこどもたちのために、まちづくりに携わりたい」
20年以上勤務した会社を辞めてまで、取り組みたかった想い。
少子高齢化、空き地・空き家課題、老老介護等。
社会課題に対し、事業で取り組むソーシャルビジネスの確立を成し遂げたい。
未来のこどもたちの笑顔のために、今できることを考え、取り組みたい。
それが今の私の想いです。
専門である不動産・建設業も、大きな舵を切る必要があると感じています。
人口が増え、住宅を求める人が増え続けている時代。
「クラッシュアンドビルド」
そうやって、日本の不動産・建設業界は、事業を展開してきました。
人口が増える時代と人口が減る時代では、操縦は違うはずです。
空き地や空き家対策も、売却、建て替え、リフォームして賃貸以外の活用方法が求められます。
「空き家対策と防災を掛け合わせて考えてみる」
そして、新型コロナウイルスによる感染症対策。在宅によるリモートワーク、サテライトオフフィスの活用など、新しい生活様式に合わせた住環境の整備や不動産の利活用が必要になりました。
他方、例年のように増える風水害などの自然災害。感染症対策により、指定避難所の収容力は下がり、自主的に避難できる場所を確保する必要がある時代になりました。
在宅避難のための備蓄対策はもちろんのこと、2019年台風19号によるライフラインの寸断は、長期化する避難生活を余儀なくされ、発災前の事前避難の検討する必要がありそうです。結果として、感染症対策に有効な分散避難となります。
空き家や空き地の利活用として、賃貸としての利用でなく、宿泊としての利用を目的としたゲストハウスなどは、平時では、新しい生活様式としてワーケーションとしての活用、災害時には、避難先としての利用も考えられます。

「木で繋がるまちづくり」
突然ですが、私の名前は「杢代(モクダイ)」と言います。
そして、私の亡き祖父は、木材業を営んでいました。
戦争を経験した世代であり、貧しい時代を経験したと亡き祖母から聞いています。
あまり、話してくれない人でしたので、「なぜ木材業を選んだのか」を私は知りません。
しかし、私には確実に祖父の血が流れているのを、46歳にして感じました。
「木」の魅力にハマってしまったのです。
無垢材を使った住まい、宮大工が施工した住まいを立て続けに拝見させていただき、
木の美しさ、その香り、そして、肌触り、日本の建築技術の高さに惚れ込みました。
まだまだ、勉強不足ですが、国産の「木」を使った家が増えることで、「森」を守ることができるそうです。
特に接着剤を使用していない無垢材を使った家は、「身体」にも良い。
私は、自分が良いと思うものを人にも勧めたい。
一体、私にできることは何だろうと考えました。
残念ながら、私自身は大の不器用で、日曜大工もままなりません。
「木(き)」を「工(たく)む」と書いて、「杢(もく)」と言う字が名前にありながら。
しかし、木を工む人たち(大工さんを始めとする木に関わる人たち)の「代」わりに、木の素晴らしさを伝えることはできる。
ワークショップ、セミナー、イベント等、「智」慧(ちえ)を使って、
人が「木」に興味を持つ情報を広(「宏」)めて、仲間を増やすことはできる。
私の『氏名』は、「杢代智宏(モクダイトモヒロ)」。
木で繋がるまちづくりにおける私の『使命』は、
「木を工む人たちの代わりに、木の素晴らしさを伝えながら、人と智慧と土地を繋ぎ、
人が木に興味を持つ情報を広め、仲間を増やすこと」と気がつきました。
ワクワクしながら、至誠の心で、人と人、人と土地をつなぐ架け橋となり、
未来のこどもたちのために、「共感」・「共鳴」した仲間と一緒に、
社会課題、地域課題の解決の道を切り開き、人々が笑顔で「共存」できる社会を「共創」していく。
それが私が考えるまちづくりです。
活動エリア:主に神奈川、東京
2.保有資格
履歴
3.活動内容
プロデュース
まちづくりコミュニティ
「地域貢献ラボ」のファシリテーター
地域ごとにそこで何が起きているのかという観察を丁寧に行い、今その地域に必要な貢献内容とは何かを吟味し、自己犠牲や搾取にならずに気持ちよく地域に貢献していけること、また誰かの貢献を気持ちよく感謝して受け取れる。
そんな温かみをもった循環のある社会づくりを目指すコミュニティ。
相談者が気軽に相談できるコミュニティづくりから始めます。
支援の企画
プロデュース
チームによる要配慮者見守り
支援サービスのフォローシステム構築
要配慮者を見守る方、支援する方、そして、そのサービスを提供する事業者のフォローをすること。認知症のみならず終末医療への備え、ペットの医療と介護に関する資産管理や相続の対策、人のみならず、動物の高齢化に伴う住環境対策などを専門家によるチームで、福祉事業のフォローに取り組みます。また、防災をカジュアルに広める活動に取り組み、結果として災害関連死「0」を目指します。
コンソーシアム組成を
プロデュース
社会課題を掛け合わせることで見えるソリューション
既存ビジネス資源の利活用を考える。一社での一気通貫事業から、分業と協業によるレベニューシェア型ビジネスを構築する。共通言語を持ち、多視点で意見交換をしながら、コミュニティによるソーシャルビジネスの確立を図ります。
4.活動実績
まちづくりの企画プロデュース
2019年10月 | 忍術から学ぶ防災イベント(東京都八王子市) |
---|---|
2019年10月 | 第3回災害時の住環境・生活環境EXPO2019(東京都新宿区) |
2019年12月 | アーティストアンドカーペンターフェスタ(横浜市戸塚区) |
2020年10月 | 第4回災害時の住環境・生活環境EXPO2020(東京都新宿区) |
要配慮者の見守り支援の企画プロデュース
2019年2月 | 帰宅困難観光客との避難所開設訓練(沖縄県南城市) |
---|---|
同上 | 避難所をアップデート〜秘密基地をつくろうプロジェクト(沖縄県南城市) |
2020年1月 | 配慮の視点でペットを守るセミナー(東京都葛飾区) |